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総同盟全国会長・主事会議[労]1953.1.10

総同盟全国会長・主事会議[労]1953.1.10

   1952年12月25日の4単産による総評批判は,総評内部に台頭してきた総評の指導方針に対する批判の動きが表面化したものであった.総同盟は全国会長・主事会議において,こうした動きに対する全面的な支持の声明を発表した.そこで総同盟は,総評の〈観念的左翼労働組合主義〉を批判しつつ,〈民主的労働組合の確立〉をはかるために〈民労連〉の結成について積極的に協力することを表明している.4単産批判に端を発し,民労連の発足を経て全労会議の結成に至る総評批判の運動は,総同盟の支持のもとに進められたが,この会議は,総評批判勢力を結集し拡大しようとする総同盟の意図をはっきりと示したものとなった.〔参〕《資料労働運動史・昭和28年》.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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