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ベヴァン,ウィルソン辞任[国]1951.4.21

ベヴァン,ウィルソン辞任[国]1951.4.21

   朝鮮戦争によって東西両陣営間の緊張が高まるなかで,イギリスの労働党政府は,軍備拡大の費用にあてるため,それまで無料であった眼鏡と義歯の一部有料化にふみきった.国民医療制度の創設に最大の功績があった労働党左派の指導者ベヴァン保健相は,この措置に憤り,抗議のために辞職した.当時ベヴァンに近かった商務次官ウィルソンもそれにつづき,労働党政府は大きく動揺した.〔参〕L.スミス《ハロルド・ウィルソン》1966.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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