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ストックホルム・アピール[国]1950.3.15

ストックホルム・アピール[国]1950.3.15

   [社]5.22 スウェーデンの首都ストックホルムで平和擁護世界大会委員会第3回総会が開かれ,ストックホルム・アピールの署名運動が決定された.〈アピール〉の内容は,(1)原子兵器の絶対禁止とその厳重な国際管理,(2)原子兵器の使用は人類に対する犯罪,(3)今後,最初に使用する政府は戦争犯罪人として取り扱う,というものであった.3月25日,〈アピール〉は公式に発表され,全世界にその署名運動が提唱された.同年11月の第2回平和擁護世界大会までに5億をこえる署名を結集(日本では645万余).戦後平和運動の大衆的基盤をきずき,トルーマン米大統領の朝鮮戦争における原爆使用を阻止する力となった.〔参〕日本平和委員会編《平和運動20年運動史》1969.熊倉啓安《戦後平和運動史》1959.⇒1950[社]8.7,1955[国]1.19.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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