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国会共闘の賃金闘争[労]1950.2.18

国会共闘の賃金闘争[労]1950.2.18

   国労・総同盟・新産別・全逓・私鉄・電産など民同派62団体が,1949年10月10日社会党と連携して結成した国会闘争共同委員会が翌年にかけておこなった最初の賃金闘争.新賃金9700円ベース実施などを要求して年末に国労幹部などがハンストを実施した後,’50年2月18日〈人民広場〉で5万人集会を開き,〈3月闘争〉として国会審議に官民一体の闘争を集中しようとした.だが,民間労組が先に妥結して官公労が孤立し,公企体仲裁委員会が提示した国労の新賃金8200円も政府が財政上不可能という理由で拒否したので,民同派の合法主義的ストなし戦術は成果のないまま終わった.〔参〕大河内一男・松尾洋《日本労働組合物語》戦後I,1969.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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