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豊和工業事件[労]1949.2.11

豊和工業事件[労]1949.2.11

   同社には全日本機器愛岐支部豊和分会があったが,前年10月産別民同系の豊和工業労組が組織されたこと,機器・鉄鋼・車輛合同で全日本金属の分会に改称されたことから分会と会社・第二組合との抗争が始まった.会社は労働協約の唯一交渉団体条項の破棄,次いで協約の解消を通告,さらに第二組合との抗争で職場デモをしたため分会幹部17人が解雇され抗争は激化した.この日,争議団は応援労働者とともに工場に突入しようとして第二組合員,待機中の米軍人を含む警官と衝突し,119人が検束された.〔参〕中央労働時報1949年5月5日号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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