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海員組合再組織化計画[労]1941.5.-

海員組合再組織化計画[労]1941.5.-

   海員組合は1940年9月に解散し,組合長以下旧幹部は新たに結成された海運報国団に参加した.しかし,海運報国団内での処遇に不満を持った旧組合幹部は,旧組合員の再結集を企図し,’41年に興亜海運研究倶楽部結成の準備を始めた.この動きを察知した警察当局は,これを組合の再組織化を目的としたものと判断し,中止させた.また,大阪では旧組合員による海運研究会の組織化が試みられたが,これも中止させられた.〔参〕特高月報1941年5月分.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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