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総同盟の自発的解消決議[労]1940.7.8

総同盟の自発的解消決議[労]1940.7.8

   6月,新体制運動で組合の解散があいついだが,総同盟の松岡会長は存続を期し,当局に了解工作を行った.当局は産報運動の障害になるとして存続を認めなかったため松岡も〈政府の方針に屈し〉〈力弱く負けた〉と存続を断念,7月5,6の両日,関東・関西の中央委員と別個に会談した.原虎一・金正米吉以外は解散に同意したため,7日全中央委員の懇談会で自発的解散を意思統一,8日の中央委で解散を決定,声明書を発表した.ついで,傘下全組織の解散と残務整理のため7月21日全国代表者会議(199人参加)を開き,正式に解散を確認した.〔参〕《総同盟50年史》2巻,1966.総同盟50年史刊行委員会編《金正米吉追想録》1969.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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