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厚相,労組の自発的解消を要望[政]1940.2.16

厚相,労組の自発的解消を要望[政]1940.2.16

   全総分裂後,産報運動が進展するなかで,総同盟は産報・労組の二本建ての主張を堅持していた.この日,衆院で塚本重蔵(社大党)の質問に対し,吉田茂厚相は産報と労組はその観念および組織において相いれない,直ちに労働組合の解消を強制しないが,産報運動の普及徹底により自発的に労組を解消せしめると回答した.さらに5月17日,松岡総同盟会長と懇談した吉田は,総同盟の解散を示唆し,解散はもはや避けられない状況となった.〔参〕中村菊男編《松岡駒吉伝》1963.⇒1940[労]7.8,1940[労]〈この年〉.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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