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ILO東京支局閉鎖[政]1939.5.31

ILO東京支局閉鎖[政]1939.5.31

   国際連盟脱退後,1938年11月2日枢密院で,わが国と国際連盟諸機関との協力関係終止の件が可決され,同日その外交手続がとられた.この結果,ILOとの協力関係も終わり,翌’39年3月29日ジュネーブのILO事務所が廃止され,5月31日には同東京支局も閉鎖された.この間,国際労働組合連合(IFTU)による,〈支那事変〉は国際公法違反の帝国主義的侵略とする反日決議に対し,日本労働組合総聯合は,ILO脱退・日独伊〈反共国際労働会議〉結成を主張,脱退運動を展開した.一方,日本労働組合会議は消極的なかたちではあるが脱退反対の意向を示した.〔参〕内務省警保局編《社会運動の状況》1939.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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