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矢内原事件[文]1937.11.24

矢内原事件[文]1937.11.24

   東京帝大経済学部教授でキリスト教徒の矢内原忠雄に対する思想弾圧事件.矢内原は《帝国主義下の台湾》等で日本の帝国主義政策を批判していたが,’37年9月《中央公論》誌上に発表した〈国家の理想〉が反戦的であるとして教授会で問題となり,さらに同年10月理想を失った日本を葬れと演説したため文相木戸幸一からも圧力が加わった.結局,12月1日矢内原は東大教授を辞職した.〔参〕南原繁ほか《矢内原忠雄》1968.⇒1938[文]1.-.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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