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小作争議件数戦前最高[社]1935

小作争議件数戦前最高[社]1935

   小作争議は1921年に1千件を超えて以来増大していたが,とくに昭和恐慌以降急速に高揚し,’35年には6820余件と,規模縮小を伴いつつも件数では戦前のピークを記録した.昭和恐慌と’31,’34年の東北大凶作はとくに養蚕地帯から東北地方に深刻な打撃を与えた.このため小作争議は’20年代の近畿地方中心のものから全国に拡がると同時に,中小地主・耕作地主の土地取上げ・自作化の動きが小作人との対立を激化させた.〔参〕暉峻衆三《日本農業問題の展開》下,1984.⇒1930[経]この年,1933[社]この年,1934[文]この年.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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