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大阪機械製作所争議[労]1934.7.7

大阪機械製作所争議[労]1934.7.7

   準戦時下の軍需工場で,産業協力運動を唱える総同盟の指導下にたたかわれた争議.1934年7月7日の従業員大会で,同年2月の人事課長排斥運動の際,臨時雇に引き下げられた労正会幹部の解雇反対・復職要求と総同盟加入を決議し,争議に突入.総同盟指導下に700人余が高野山に籠城した.会社は,臨時工を募集して生産を回復し,争議参加者全員の解雇を発表,9月7日労働者側の敗北で終結した.しかし,全労を含む組合会議加盟組合の支援態勢が組織されたこの争議は,大阪地方の労働戦線が統一に向かう重要な契機となった.〔参〕《大阪労働運動の歴史》1971.⇒1935[労]4.10.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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