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海聯の政治活動禁止決定[政]1934.5.1

海聯の政治活動禁止決定[政]1934.5.1

   すでに1928年の3・15事件以来,海軍当局による海聯加盟の諸組合への圧迫は強まっていたが,1934年5月,艦政本部は海聯加盟組合の政治活動を禁止し,組合を修養団体に改変させることを決定した.この時期はワシントン体制を下支えしてきた軍縮派が実権を失い,無制限軍拡に突入した時期でもあった.〈労働報国〉を謳った綱領を掲げた海聯は,大軍拡に耐えうる労使関係の一翼を担った.〔参〕特高月報1934年5月分.⇒1924[労]3.16.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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