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米よこせ闘争[社]1932.7.2

米よこせ闘争[社]1932.7.2

   日消聯を中心とした政府米払下闘争.1932年の端境期を前に米価がジリ高となり,都市下層労働者の窮迫感が広がると,日消聯は米穀法による政府保有米の獲得闘争を提唱した.6月関消聯の呼びかけで東京市内各地に米よこせ会が結成され,要求署名や農林省デモを行い,廉価払下げを実現,運動は全国化した.共産党と消費組合の指導のもとに,この時期の左派の運動では稀な合法的・大衆的に展開された闘争であった.〔参〕山本秋《昭和米よこせ運動の記録》1976.⇒1922[労]5.-.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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