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武装メーデー[社]1930.5.1

武装メーデー[社]1930.5.1

   4・16事件後壊滅した共産党を再建したのは田中清玄ら経験の浅い活動家であった.かれらは恐慌下で闘争が激化する反面,党組織の弱体から,極左主義方針をうちだした.全協に入りこんだスパイ西山が武装蜂起を扇動し,各地で〈赤色テロ戦術〉が採用された.川崎市では数十人がメーデー会場を襲い,警官を殺傷する事件となった.こののち指導部は自己批判した.〔参〕渡部徹《日本労働組合運動史》1954.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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