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無産党分立[社]1926.10.24

無産党分立[社]1926.10.24

   左派を除外して結党された労働農民党は,1926年7月の第3回中執委でも評議会など3団体排除を決議した.左派の日農青年部,評議会,議会解散請願全国協議会などは8月末から10月中旬にかけ,相ついで労農党の門戸開放を決議した.そのため10月24日の第4回中執委では総同盟など右派系組合が脱退,安部磯雄・堀江帰一・吉野作造のよびかけで新党樹立をはかり,12月5日,社会民衆党を結成した.右派脱退後も労農党内に留まっていた中間派は,11月23日別党結成の名のりをあげ,12月9日日本労農党を結成した.左派となった労農党は12月12日の大会で新委員長に大山郁夫を選出した.〔参〕増島宏ほか《無産政党の研究》1969.⇒1926[労]12.3,1926[社]12.5,1926[社]12.9.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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