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農民労働党[社]1925.12.1

農民労働党[社]1925.12.1

   無産政党組織準備委員会の活動によって結成された初の全国的無産政党.結党式への出席団体32,うち22は各地の地方協議会をへての参加で,左翼団体も含まれている.中央レベルでは,総同盟が脱退したため全無産階級の結集は成らなかったが,結党を止めることはできなかった.中央団体の多数はいわゆる中間的団体で,それらは総同盟問題を評議会脱退で解決したあと,綱領案の大修正で左翼色を払拭し,伝えられていた解散の回避に努めた.しかし内務省は,背後に共産主義勢力の計画的動きありと断定し,即日解散を命じた.無産政党再組織・労農党創立準備は総同盟を加え,評議会を圏外において始まることになる.〔参〕岡本宏《日本社会主義政党論史序説》1968.⇒1925[社]6.21,1926[社]3.5.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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