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赤瀾会[社]1921.4.24

赤瀾会[社]1921.4.24

   わが国最初の社会主義婦人団体.1920年12月創立の日本社会主義同盟の婦人部隊として結成された.結成直後の第2回メーデーで会員多数が検束され,一躍有名となった.会員は世話人の堺真柄・九津見房子・橋浦はる子ら,顧問格の山川菊栄・伊藤野枝はじめ仲宗根貞代・高津多代子ら約40人で,大半が社会主義者の身内であった.6月に婦人問題講演会,夏に夏期講習会を開き,啓蒙活動を行ったが,暁民共産党事件で堺・仲宗根ら中心的活動家が投獄され,以後振るわず,翌22年,国際婦人デーを記念して結成された八日会に発展的に解消した.〔参〕江刺昭子《覚めよ女たち》1980.⇒1921[社]10.12.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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