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日本社会主義同盟[社]1920.12.9

日本社会主義同盟[社]1920.12.9

   堺利彦・山川均・大杉栄らを発起人として8月5日結成された同盟準備会は,9月には,《新社会評論》を《社会主義》と改題し機関誌とするとともに,全国各地で宣伝活動を展開し1千人を越す加盟者をえた.創立大会は12月10日に予定されたが,当局の解散命令を予知し,200人が集まった9日の懇談会を急遽結成大会に切りかえた.社会主義者・学生思想団体・労働団体・文化団体など幅広い個人・団体を網羅した同盟の結成は,明治以来小グループに分散していた社会主義者が,新人も加えてひとつの組織に結集し,労働運動と社会主義運動が結合した点で画期的であった.〔参〕岡本宏《日本社会主義政党論史序説》1968.⇒1921[政]5.28.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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