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友愛会第6周年大会[労]1918.4.3

友愛会第6周年大会[労]1918.4.3

   会務報告では前大会よりの入会者1万7988人,新設支部41と報告されたが,大会後の鈴木文治の講演では会員総数は減,新設支部は1であった.この1年間で会員内部に変動が起こり,弾圧に耐えかねた会員が去り,組織の必要性を自覚した意識的労働者が多く加入した結果である.会員の質の変化・権利意識の高まりは,支部提出議案に〈労働時間短縮〉〈最低賃金1日1円〉〈養老保険法実施〉など労働者の基本的要求が提起されたことにもうかがえる.〔参〕松尾尊兊《大正デモクラシーの研究》1966.⇒1917[労]4.6,1919[労]8.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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