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隅板内閣[政]1898.6.30

隅板内閣[政]1898.6.30

   大隈重信を首相,内務大臣板垣退助を副首相格とした最初の政党内閣.第3次伊藤内閣の地租増徴案を自由党・進歩党が協同して否定し,両党は憲政党を結成した.そのため伊藤内閣は総辞職し,陸海軍大臣を除いた全閣僚を憲政党員とする隈板内閣が誕生した.しかし旧自由・進歩両党間に対立が生じ,文相尾崎行雄の〈共和演説〉と後任人事で分裂し,約4ヵ月で瓦解した.〔参〕坂野潤治《明治憲法体制の確立》1971.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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