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武相困民党[社]1884.11.19

武相困民党[社]1884.11.19

   深刻な不況下に,関東・中部地方の各地で負債の返済をめぐる農民騒動がおこった.そのうちで組織性をもったものを,困民党などと呼んだ.武蔵・相模(旧神奈川県)地方でも,1884年の後半,農民たちが頻繁に銀行・金融会社と交渉し,警察と衝突した.各地のグループは連絡をとりあって困民党を結成し,規則・方針・役員を決めて,県に負債処分を請願したが,翌年1月県の解散命令と幹部逮捕により壊滅した.〔参〕鶴巻孝雄《近代化と伝統的民衆世界》1992.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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