法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   フェビアン協会[国]1884.1.4

フェビアン協会[国]1884.1.4

フェビアン協会[国]1884.1.4

   ポドモア,ピーズら〈新生活団〉に所属した無名の知識人により結成され,ローマの将軍で待機主義者のフェビウスにちなんで,この名が付けられた.結成直後にショー,S.ウェッブが参加して社会主義を,革命によらず漸進的な〈浸透〉によって実現するというフェビアン社会主義の立場を明確化していった.1887年6月3日〈フェビアン協会の原理〉を採択,土地私有制の廃止,産業資本管理の社会への移転,それによる機会均等と個人の自由の拡大などを主張した.1900年に労働代表委員会が結成されると,その構成組織となった.〔参〕N&J.マッケンジー《フェビアン協会物語》1984.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ