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工部省[政]1870.12.12

工部省[政]1870.12.12

   明治維新政府が工学の知識をひろめ,各種の鉱工業を勧奨し発展させることを目的に設置した.その中心は旧幕府所有の鉱山等を官収した鉱山・鉄道・電信・各種製作部門を官営工業として経営し,発展させることにあった.また,外国人技術者を招き,欧州の新技術を導入し,留学生を派遣した.工業の移植と定着化の意図はある程度達成されたが,官業払下げ政策の展開で,1885年12月廃止された.〔参〕大内兵衛・土屋喬雄編《明治前期財政経済史料集成》17巻,1931.⇒1878[経]4.15,1884[経]〈この年〉.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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