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金沢卯辰山騒動(安政の泣き一揆)[社]1858.8.19

金沢卯辰山騒動(安政の泣き一揆)[社]1858.8.19

   米価高騰に耐えかねた金沢城下の800人の貧民が,8月19日,金沢城を見おろす位置にある卯辰山に禁令を犯して登り,城中に向かって〈ひだるい,ひだるい〉と絶叫し,窮状を訴えた.動揺した藩当局は,窮民の救済にのりだす一方,主謀者6人を打首の刑に処した.この愁訴事件を契機に,米価高騰による窮民の暴動が,越中高岡をはじめとする金沢藩領内の町場に波及(三州大一揆),藩に大きな衝撃を与えた.〔参〕川良雄《打ちこわしと一揆》1958.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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