法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

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金 慶南(Kim, Kyungnam)

専門分野 関心領域

専門分野 韓国近代史、アーカイブズ学
関心領域 植民都市史、日韓関係史、近現代アーカイブズ制度史、環境アーカイブズ

大原社会問題研究所での担当

大原社会問題研究所 運営委員
環境アーカイブズの管理(資料整理・保存・利用)責任者
『大原社会問題研究所雑誌』編集委員
環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会 代表

主な業績

刊行図書(単著)
『戦後報償から考える日本とアジア(内海愛子著、山川出版社2002)』(翻訳書)、ノンヒョン出版社、2010年

刊行図書(共著編)
『釜山上水道発達史』釜山上水道発達史 編纂委員会(2章 執筆 22~80頁)、1997年
『釜山民主運動史』釜山民主運動史編纂委員会(2章 執筆 19~71 頁)、1998年
『持続可能性の危機―地震・津波・原発事故災害に向き合って』長谷部俊治・舩橋晴俊編著、御茶の水書房、(歴史の記憶・記録をどう守るのか― 公文書レスキュー)、2012年

報告書
「植民地時期における釜山地域の工業構造と工場地区の形成」JAPAN FOUNDATION『日韓交流基金最終報告書』、1999年
「植民地期における都市の形成と朝鮮人・日本人の文化認識に関する研究」三菱財団『2002年三菱財団研究報告書』、2001年
「朝鮮における植民地都市に関する記憶の記録化」日本・国文学研究資料館、『東アジアにおける記録と記憶』、2006年
「在朝鮮日本人の帰還と戦後の韓国認識」東北アジア歴史財団『東北アジア歴史財団報告書』、2007年
「林制、環境からみたアーカイブズ― 朝鮮総督府における林業記録の特性」国文学研究資料館『林制、環境からみたアーカイブズ』、2008年
「日・韓における植民地記録管理システムの比較分析と記録共有の方案」学術振興会、2009年

論文・単著(査読付き)
「日帝下近代都市「仁川」に関する公文書」仁川学研究所『仁川学研究 2』、2003年
「戦時体制時期における釜山地域の市街地計画の展開とその特質」釜慶歴史研究所『地域と歴史』第20号、2007年
「戦時体制期における近代都市釜山開発の植民地的特性-朝鮮総督府の山林資源記録を中心に」九州国際大学『経営経済論集』18-1号、2011年
「帝国と植民地における不均衡残存記録の構造と植民地支配の特徴」『アーカイブズ学研究』第15、pp61-88、2011年
「開港期における鎮海湾要塞地帯と都市開発の関係について」釜山広域市史編纂委員会『港都釜山』第29号、2011年
「東日本大震災における震災・原発の記録化事例研究- 法政大学環境アーカイブズ資料公開室の活動を中心に」日本アーカイブズ学会『アーカイブズ研究第』17号、2012年

論文・単著
「近代都市群山港の記録」政府記録保存所『記録保存 12』、2002年
「韓國における大統領記録物管理実務」国家記録院『記録保存 13』、2003年
「日帝下近代都市「釜山」に関する公文書」釜山市史編纂委員会『港都釜山』、2005年
「韓国資料館の記録管理システム」日本・国立公文書館『アーカイブズ』20号、2005年
「韓国における大統領記録の管理と大統領記録館の設立方案」日本・国文学研究資料館『研究紀要』、2006年
「日本における金沢学の実態と特性」全州歴史博物館『全州学研究』創刊号、2007年
「韓国の公共機関記録管理法全面改正と主な内容」日本・国立公文書館『アーカイブズ』第33号、2008年

学会発表
「韓末・日帝初期における朝鮮本店企業資本家ネットワークの形成」釜慶歴史研究会「殖民地開港場と釜山」、2002年
「日帝下朝鮮のおける都市建設の特性」歴史文化学会「東アジア開港場都市の植民性と近代性」、2003年
「朝鮮における植民地都市に関する記憶の記録化」日本アーカイブズ学会「東アジアにおける記録と記憶」、2005年
「韓国における国際港湾都市釜山の観光テーマ開発の特性」台湾和春大学、国際シンポジウム、2008年
「戦時体制期における朝鮮市街地計画の軍事的特性」日本植民地研究会、2008年
「韓国民主化と国家記録管理の改革」東アジア近代史研究会、2009年
「供託金の原本出処についてー強制連行朝鮮人未払金を中心にー」平和学会、2009年

研究会報告
「釜山における工業化と工業地帯の形成」朝鮮史研究会「朝鮮史研究会会報」、1998年
「韓国国家記録院の記録管理状況と課題」朝鮮史研究会「朝鮮史研究会会報」、2006年
「戦時体制期における釜山市街地計画の軍事化」九州国際大学国際シンポジウム「植民都市、釜山」、2008年
「環境アーカイブズの震災関連活動」日本アーカイブズ学会企画研究会「東日本大震災1年―これまでの活動と今後の課題―」、2012年
「日本所在 朝鮮慣習調査 資料の現況と性格」延世大学校 近代韓国学研究所 国際学術シンポジウム「日帝の朝鮮慣習調査事業と國内外所在 慣習調査報告書類の現況」、2012年
「植民都市の開発と地域的・民族的差別の形成」大阪市立大学・釜山大学 国際シンポジウム「近現代の都市下層-歴史性と現代性」、2013年

経歴

1986年 慶北大学校人文大学史学科、近代史 修了(文学士)
1992年 釜山大学校一般大学院史学科、日韓関係史 修了(文学修士)
2003年 釜山大学校一般大学院史学科、アーカイブズ学、歴史学(日韓関係史) 修了(文学博士)
1999年11月~2010年3月 国家記録院 学芸研究員(2008年4月から2010年3月まで休職)
2008年4月~2010年3月 学習院大学 学術振興会外国人特別研究員
2010年4月~現在 法政大学 准教授

所属学会

(韓国)釜慶歴史研究所研究委員、歴史文化学会、市民社会研究所研究員、韓国記録学会
(日本)朝鮮史研究会研究会員、日本アーカイブズ学会

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