研究所が毎月刊行している研究雑誌『大原社会問題研究所雑誌』は、創立100年を迎えた2019年2月号で第724号を数えます。
現在に続く雑誌の創刊号は1953年3月号で、『資料室報』第1号として刊行しました(1953年2月20日刊行)。
この『資料室報』は、1980年1月号(第262号)より、法政大学社会労働問題研究センターと大原社会問題研究所の共同編集となり、『研究資料月報』に改題しました。
この『研究資料月報』は、1986年4月号(第359号)より『大原社会問題研究所雑誌』に改題し、現在も刊行を続けています。
第1号~第261号 |
法政大学大原社会問題研究所 『資料室報』 |
1953年3月~1979年12月 |
第262号~第328号 |
法政大学社会労働問題研究センター・ 法政大学大原社会問題研究所 共同編集 『研究資料月報』 |
1980年1月~1986年3月 |
第329号~現在 |
法政大学大原社会問題研究所 『大原社会問題研究所雑誌』 |
1986年4月~現在 |
大原社会問題研究所は1919年に創立し、1949年に法政大学と合併して現在に至ります。
法政大学の研究所になる以前も、研究所は1923年から1936年まで、『大原社会問題研究所雑誌』を刊行していました。
『大原社会問題研究所雑誌』 |
第1巻第1号 第2巻第1~2号 第3巻第1~2号 第4巻第1号 第5巻第1号 第6巻第1号 第7巻第1~3号 第8巻第1~2号 第9巻第1~2号 第10巻第1~3号 |
1923年8月20日発行 1924年4月10日発行~12月10日発行 1925年1月1日発行~4月20日発行 1926年3月1日発行 1927年3月5日発行 1929年9月20日発行 1930年3月20日発行~12月5日発行 1931年6月1日発行~9月20日発行 1932年2月20日発行~10月1日発行 1933年3月10日発行~11月15日発行 |
『月刊大原社会問題研究所雑誌』 |
第1巻第1~6号 第2巻第1~12号 第3巻第1~8号 |
1934年7月8日発行~12月5日発行 1935年1月1日発行~12月5日発行 1936年1月1日発行~8月31日発行 |
※上記1923年から1936年までの雑誌は日本経済評論社より復刻刊行されています(法政大学大原社会問題研究所編『大原社会問題研究所雑誌 [複製版]』全12巻、日本経済評論社、2000~2001年)
2019年3月20日(水)に大原社会問題研究所創立100周年・法政大学合併70周年記念シンポジウム「社会問題の現在」を開催した後、研究所にゆかりのある個人と団体の方をお招きして、薩埵ホールで記念レセプションを行いました。
研究所元所長・早川征一郎名誉教授に乾杯のご挨拶をいただきました。
記念レセプション会場では、「所蔵資料の現在」と題する企画展示を行いました。
鈴木玲・研究所所長の挨拶でレセプションを終了しました。
レセプションの進行は、鈴木宗徳・研究所副所長(社会学部教授)が務めました。
2019年3月20日(水)、法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎S405教室にて、大原社会問題研究所創立100周年・法政大学合併70周年記念シンポジウム「社会問題の現在」を開催しました。
記念シンポジウム・記念レセプションのチラシ (画像をクリック) |
会場案内 |
![]() |
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会場受付
(お待たせして申し訳ありませんでした)
鈴木玲・研究所所長挨拶
会場の様子
<第一部 記念講演会>では、二村一夫・法政大学名誉教授に「大原社会問題研究所の100年」と題してご講演をいただきました。
<第二部>では「社会問題の現在:研究と運動をどのように切り結ぶのか」をテーマに法政大学の3人の研究者にご登壇いただきました。
まず、上西充子・キャリアデザイン学部教授より、「労働問題の視点から」ご報告をいただきました。
次に、西城戸誠・人間環境学部教授より、「環境問題の視点から」ご報告をいただきました。
続けて、布川日佐史・現代福祉学部教授より、「貧困問題の視点から」ご報告をいただきました。
3つの研究分野から問題提起をいただいた後、鈴木玲・研究所所長を司会に、パネル・ディスカッションを行いました。
本シンポジウムの記録は『大原社会問題研究所雑誌』731・732号(2019年9月10月合併号)に掲載いたします。
記念レセプションで行った記念展示「所蔵資料の現在」の目録と写真です。
年月日 | 上映作品 |
解説・講演 (肩書は当時) |
チラシ |
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2011年12月7日 |
第1回 『フツーの仕事がしたい』 |
解説:五十嵐仁(法政大学大原社会問題研究所所長)
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〇 |
2012年6月27日 |
第2回 『ウォール街占拠2011(Occupy Wall Street 2011)』、 『コンセンサス(直接民主主義@ウォール街占拠)』 |
解説:原伸子(法政大学大原社会問題研究所所長) トークディスカッション:高須裕彦(一橋大学フェアレーバー研究教育センター)、青野恵美子(映像制作) |
〇 |
2013年5月8日 |
第3回 『隣る人』 |
トークディスカッション:刀川和也(監督) | 〇 |
2014年5月14日 |
第4回 『日本の青空』 |
解説:五十嵐仁(大原社会問題研究所元所長、名誉研究員) |
〇 |
2014年11月5日 |
第5回 『60万回のトライ』 |
トークディスカッション:朴思柔・朴敦史(監督) | 〇 |
2015年5月20日 |
第6回 『メトロレディーブルース』、 『続・メトロレディーブルース』 |
トークディスカッション:松原明・佐々木有美(監督) | 〇 |
2015年12月2日 |
第7回 『僕の見た福島』 |
プレゼンテーション&トーク:赤城修司 | 〇 |
2016年11月30日 |
第8回 『抗い 記録作家 林えいだい』 |
解説:愼蒼宇(法政大学社会学部准教授) トークディスカッション:西嶋真司(監督)、愼蒼宇 |
〇 |
2017年12月13日 |
第9回『コンビニの秘密 便利で快適な暮らしの裏で』 |
対談・質疑応答:土屋トカチ(監督)、上西充子(法政大学キャリアデザイン学部教授) | 〇 |
2018年12月6日 |
第10回『おだやかな革命』 |
トーク 渡辺智史 監督×西城戸誠 法政大学人間環境学部教授 | 〇 |
2019年11月28日 |
第11回『シード~生命の糧』 |
トーク 北原瞬(有機農園けのひ)× 島本美保子 法政大学社会学部教授 | 〇 |
2020年11月25~26日 |
第12回
|
トーク(Zoom) 岡部耕典(早稲田大学 障害学・福祉社会学教授) | ○ |
年月日 | テーマ | ポスター | チラシ | 写真 |
大原社会問題 研究所雑誌 |
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1987年10月31日 | 第1回 ILOと技術協力 | 〇 | 1 |
352号(1988年3月) |
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1988年9月28日 | 第2回 職場における安全と健康 | 〇 |
|
365号(1989年4月) |
|
1989年9月26日 | 第3回 外国人労働者問題とILO | 1 |
376号(1990年3月) |
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1990年9月26日 | 第4回 女子労働者と夜間労働 | 〇 | 1 |
388号(1991年3月) |
|
1991年11月11日 | 第5回 外国人労働者に関する国連条約をめぐって | 〇 | 1 |
402号(1992年5月) |
|
1992年10月1日 | 第6回 先進国における社会保障の将来 | 〇 | 1 |
412号(1993年3月) |
|
1993年9月30日 | 第7回 パートタイム労働1ーーILOにおける審議を中心に | 〇 | 1 |
424号(1994年3月) |
|
1994年9月28日 | 第8回 パートタイム労働2ーーパートタイム労働に関するILO基準を中心に | 〇 | 1 |
436号 (1995年3月) |
|
1995年9月27日 | 第9回 国際社会における今日の雇用問題 | 〇 | 1 |
448号(1996年3月) |
|
1996年9月26日 | 第10回 今、なぜ家内労働か? | 〇 | 1 |
459号(1997年2月) |
|
1997年9月25日 | 第11回 有料職業紹介所条約(96号)の改正をめぐって | 〇 | 1 |
471号(1998年2月) |
|
1998年9月25日 | 第12回 中小企業における雇用創出 | 〇 | 1 |
483号(1999年2月) |
|
2000年9月29日 |
第13回 母性保護の国際的基準 ーー ILO母性保護条約・勧告の改定をめぐって |
〇 | 1 |
508号(2001年3月)
|
|
2001年10月2日 | 第14回 21世紀の社会保障 ーー ILO総会報告・討議の示唆するもの | 〇 |
520号(2002年3月) |
||
2002年9月30日 |
第15回 協同組合の振興のために ーー ILOの新勧告と日本 |
〇 | 1 |
533号(2003年4月) |
|
2003年10月9日 | 第16回 雇用関係の範囲(労働者性)ーー 働く人の保護はどこまで及ぶか? | 〇 | 1 |
545号 (2004年4月) |
|
2004年10月4日 | 第17回 グローバル経済化と国際労働移動 ーー 移民労働者のディーセント・ワーク― | 〇 | 1 |
557号 (2005年4月) |
|
2005年10月3日 | 第18回 若者:雇用の促進とディーセント・ワークへの道 | 〇 | 1 |
569号 (2006年4月) |
|
2006年10月3日 | 第19回 雇用関係と労働者保護 | 〇 | 1 |
581号 (2007年4月) |
|
2007年10月3日 | 第20回 持続可能な企業の振興 |
593号 (2008年4月) |
|||
2008年10月1日 | 第21回 ディーセントワーク創出のための技能開 ーー 発生産性向上、雇用促進、発展をめざして |
607号 (2009年5月) |
|||
2009年10月14日 | 第22回 経済金融危機と雇用問題 ーー 世界雇用危機にどう立ち向かうのか? | 〇 |
618号 (2010年4月) |
||
2010年10月5日 | 第23回 仕事の創出 ーー 新しい雇用戦略をめぐって | 〇 |
629号 (2011年3月) |
||
2011年10月6日 | 第24回 持続可能な社会保障をめざして ーー ILOの戦略と日本の課題 | 〇 |
643号 (2012年5月) |
||
2012年10月23日 | 第25回 若者と雇用 ーー 危機の克服に向けて | 〇 |
654号 (2013年4月) |
||
2013年10月8日 | 第26回 高齢者雇用と社会的保護 | □ |
667号 (2014年5月) |
||
2014年10月1日 | 第27回 ディーセントな雇用創出と雇用制度改革 | 〇 |
|
678号 (2015年4月) |
|
2015年10月15日 | 第28回 中小企業とディーセントで生産的な雇用創出 | □ | 〇 |
690号 (2016年4月) |
|
2016年10月4日 | 第29回 グローバル・サプライチェーンにおける労働の課題 | □ | 〇 |
702号 (2017年4月) |
|
2017年10月17日 | 第30回 仕事の未来とグリーン・ジョブ | □ | 〇 |
714号 (2018年4月) |
|
2018年10月4日 | 第31回 持続可能な開発目標(SDGs)とディーセント・ワーク | □ | 〇 |
|
726号 (2019年4月) |
年月日 |
イベント名 | ポスター | チラシ | 写真 |
大原社会問題 研究所雑誌 |
---|---|---|---|---|---|
1928年4月4日 | 財政問題講演会 地租委譲の意義 講師大内兵衛 |
|
|||
1965年12月15日 |
大原社研創立45周年記念講演会 太平洋戦争下の労働者・労働運動を回顧する会 |
1 | |||
1968年11月15日 | 高野房太郎氏生誕100年記念講演会 講師大島清、大内兵衛 | □ | |||
1969年5月23日~28日 | 法政大学大原社会問題研究所社会問題研究所50周年記念 社会運動の半世紀展 | □ | |||
1979年11月16日 | 創立60周年記念 秘蔵貴重書展 |
資料室報特別号 (1969年8月) |
|||
1980年10月14日、11月14日 | 第1回公開講座 労働組合の今日的課題 | ||||
1981年11月28日、12月5日、12日 | 第2回公開講座 激動する労働運動–ヨーロッパとアメリカ | □ | |||
1982年12月4日、11日 | 第3回公開講座 日本的労使関係の再検討 | 1 | |||
1983年11月12日、26日 | 第4回公開講座 企業別組合論の再検討 |
305、306号 (1984年3、4月) |
|||
1984年12月1日 | 第5回公開講座 高度情報化と労働組合–産業組織 |
300号(1985年2月) |
|||
1987年3月14日
|
公開シンポジウム 情報化の進展と組織・仕事 | □ | 1 | ||
1989年11月29日~11月30日 |
国際シンポジウム-外国人労働者問題と労働組合 | 〇 |
379・380合併号(1990年6・7月) |
||
1995年1月~1996年10月 |
日韓交流シンポジウム 韓国労使関係の現在 |
438号 (1995年5月) |
|||
1995年7月7日 | ミニシンポ 老人保健福祉計画の実施をめぐる課題 | 1 | |||
1996年1月27日 | 法政大学第12回 多摩シンポジウム・急速な高齢化-安心して住めるコミュニティを目指して | 〇 |
451、452号 (1996年6、7月)
|
||
1999年11月2日 |
創立80周年記念シンポジウム-労働の規制緩和と労働組合 (創立80周年・法政大学合併50周年記念シンポジウム) |
〇 |
497号 (2000年4月) |
||
2000年2月23日 |
公開講演会 韓国財閥における構造改革 |
1 | |||
2004年12月3日 | 日韓交流シンポジウム 現代韓国の労働政策について | 1 | |||
2005年12月17日 | 国際シンポジウム・日本とロシア-戦争の100年、平和の150年 |
574・575合併号 (2006年9・10月) |
|||
2007年6月7日 | 国際交流講演会「アメリカ労働運動の『次の大高揚は起きるか?」 | ||||
2008年7月25日 |
大原ネットワークシンポジウム「大原孫三郎が遺したもの」 |
〇 |
606号 (2009年4月) |
||
2008年7月 ※日付不明 |
国際交流講演会「市場万能の時代における労働研究の可能性」 | ||||
2009年6月27日 | シンポジウム「児童労働の現状とNGOの政策提言」(児童労働ネットワーク共催) | ||||
2009年10月27日 | 大原社会問題研究所創立90周年記念フォーラム | □ | 1 | 623・624合併号 (2010年9・10月) | |
2009年10月30日~11月8日 | 「水俣病とむきあった労働者 新日本窒素労働組合60年の軌跡」資料展示会・シンポジウム(熊本学園大学水俣学研究センター主催、大原社会問題研究所共催) | ||||
2010年5月15日 | セミナー「労働における拘束:17世紀~20世紀のヨーロッパとアジア」(日仏会館共催) | ||||
2010年10月13日~10月23日 |
三池争議と向坂逸郎 (『日本労働年鑑』第80集刊行・三池争議50周年・法政大学向坂逸郎記念国際交流会館竣工記念) |
〇 |
631号 (2011年5月) |
||
2012年11月27日 | シンポジウム「ポスト震災を生き抜く」 | 〇 |
659・660合併号 (2013年9・10月) |
||
2013年11月28日 | 法政大学大原社会問題研究所・環境アーカイブズ統合記念シンポジウム | □ | 〇 | ||
2014年11月29日 | 国際公開シンポジウム「境界地域における国民統合過程と人々の意識―日本とアジアを中心に―」 | 〇 |
679号 (2015年5月) |
||
2015年11月26日 | 労働資料協第30回総会記念シンポジウム 社会労働資料活用の可能性と未来 | 〇 |
691号 (2016年5月) |
||
2016年10月30日 | 日本労働社会学会第28回シンポジウム 人口減少下の労働社会 | 〇 | |||
2017年7月15日 | 国際公開シンポジウム「子どもの貧困を問う―日本とEUの経験から―」 | □ |
711号 (2018年1月) |
||
2019年3月20日 | 大原社会問題研究所創立100周年・法政大学合併70周年記念シンポジウム | 〇 |
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年月日 |
講演タイトル | 講師 | ポスター |
---|---|---|---|
1931年1月13日 |
第1回月次講演会 我国における女子職業の範囲及動向 |
森戸辰男 | |
1931年2月10日 |
第2回月次講演会 我国小作料の特質 |
櫛田民蔵 | |
1931年3月10日 |
第3回月次講演会 大阪市における女給生活の現状 |
大林宗嗣 | |
1931年4月6日 |
第4回月次講演会 ヨーロッパの経済情勢について |
大内兵衛 | □ |
1931年5月12日 |
第5回月次講演会 我国における初期社会主義文献について |
内藤赳夫 | |
1931年6月9日 |
第6回月次講演会 仏対独伊関係の世界政局における意義 |
細川嘉六 | □ |
1931年7月14日 |
第7回月次講演会 恐慌観の史的発展 |
久留間鮫造 | |
1931年10月13日 |
第8回月次講演会 民衆娯楽の現趨勢とその対策 |
権田保之助 | □ |
1931年12月8日 |
第9回月次講演会 金本位制動揺と再禁止問題 |
笠信太郎 | |
1932年1月19日 |
第10回月次講演会 労働科学上より見たる労働法規の現状 |
暉峻義等 | □ |
1932年3月8日 |
第11回月次講演会 無産者診療問題 |
大林宗嗣 | □ |
1932年5月10日 |
第12回月次講演会 地代論争 |
櫛田民蔵 | |
1932年6月14日 |
第13回月次講演会 我国における社会主義運動の生成とキリスト教との交渉 |
森戸辰男 | |
1932年7月12日 |
第14回月次講演会 農村娯楽問題 |
権田保之助 | |
1932年9月13日 |
第15回月次講演会 日本における社会主義思想の発達 |
細川嘉六 | |
1932年10月11日 |
第16回月次講演会 家計調査に現れたる消費税の負担 |
大内兵衛 | |
1932年11月8日 |
第17回月次講演会 労働統計資料について |
後藤貞二 | |
1932年12月13日 |
第18回月次講演会 マルクスの恐慌論を中心とする論争の歴史 |
久留間鮫造 | |
1933年1月24日 |
第19回月次講演会 米国の金本位問題について |
下田将美 | □ |
1933年2月21日 |
第20回月次講演会 最近におけるドイツの社会情勢 |
岡上守道 | |
1933年3月14日 |
第21回月次講演会 土地所有の移行について |
櫛田民蔵 | |
1933年5月9日 |
第22回月次講演会 メイ委員会の報告について |
大内兵衛 | |
1933年6月13日 |
第23回月次講演会 我国における国家社会主義思想の変遷に就いて |
森戸辰男 | |
1933年7月18日 |
第24回月次講演会 インフレーション論争に就いて |
笠信太郎 | |
1933年9月16日 |
第25回月次講演会 チエホフに於けるロシア的諸問題 |
長谷川万次郎 | |
1933年10月10日 |
第26回月次講演会 労働者家計に現れた娯楽生活 |
権田保之助 | |
1933年11月14日 |
第27回月次講演会 堕胎と其の取締に関する制度に就いて |
大林宗嗣 | |
1933年12月12日 |
第28回月次講演会 最近約二十年間に於ける我国社会思想文献の概観 |
内藤赳夫 | |
1934年1月23日 |
第29回月次講演会 ドイツ政局の展望 |
四宮恭次 | |
1934年2月13日 |
第30回月次講演会 ローズヴェルトの経済政策 |
飯島幡司 | |
1934年3月20日 |
第31回月次講演会 日本インフレーションの特質 |
笠信太郎 | |
1934年5月15日 |
第32回月次講演会 フランスのインフレーションの教訓 |
大内兵衛 | |
1934年6月12日 |
第33回月次講演会 我国における労働者教育について |
森戸辰男 | |
1934年7月10日 |
第34回月次講演会 物価問題を中心として当面の経済情勢を語る |
津村秀松 | |
1934年9月18日 |
第35回月次講演会 米穀生産費について |
櫛田民蔵 | |
1934年10月19日 |
第36回月次講演会 映画国策について |
権田保之助 | |
1934年11月21日 |
第37回月次講演会 わが国人口問題の正体 |
高野岩三郎 | |
1935年1月15日 |
第39回月次講演会 海外より見たる邦品の進出 |
下田将美 | |
1935年2月27日 |
第40回月次講演会 MLT(レプラ・ミッション)の話 |
下村宏 | |
1935年3月19日 |
第41回月次講演会 軍需生産と再生産過程 |
笠信太郎 | |
1935年4月16日 |
第42回月次講演会 国民健康保険法問題 |
大林宗嗣 | |
1935年5月25日 |
第43回月次講演会 櫛田民蔵の農業理論 |
大内兵衛 | |
1935年6月18日 |
第44回月次講演会 協同組合運動におけるロッチデール原則について |
森戸辰男 | |
1935年7月9日 |
第45回月次講演会 在館十五年 |
志賀支那人 | |
1935年9月10日 |
第46回月次講演会 支那人より見たる支那問題 |
細川嘉六 | |
1935年10月8日 |
第47回月次講演会 年少者映画観覧の問題 |
権田保之助 | |
1935年11月26日 |
第48回月次講演会 国民健康保険の研究 |
賀川豊彦 | |
1935年12月14日 |
第49回月次講演会 国際関係の現勢と労働問題 |
鮎沢巌 | |
1936年3月17日 |
第50回月次講演会 総選挙における無産政党の進出 |
森戸辰男 | |
1936年4月21日 |
第51回月次講演会 領土資源再調整論の理論的考察 |
細川嘉六 | |
1936年6月2日 |
第52回月次講演会 高野房太郎を通して見たる初期の労働運動 |
高野岩三郎 | |
1936年6月30日 |
第53回月次講演会 職業人口構成の一考察 |
大林宗嗣 |
開催地 |
第1回読書会の講師とテキスト | 読書会写真 |
---|---|---|
東京 |
社会問題研究読書会
一組/二組、週1回、全30回
第1回読書会 『Labour in Commonwealth.』 『婦人解放論』Subjection of Woman. |
1920年9月(東京神田青年会館)
1921年10月18日(東京神田青年会館) |
大阪 |
社会問題研究読書会
一組/二組、週1回、全30回
第1回読書会 『労働者問題』 『防貧策』 |
1921年1月19日(当研究所)
1921年1月28日(当研究所)
1921年12月28日(当研究所)
|
・百年史編纂事業
・大原社会問題研究所創立100周年・法政大学合併70周年記念シンポジウム(2019年3月20日)
・2019 年度政治経済学・経済史学会春季学術大会 春季総合研究会(6月15日)
(共催:社会政策学会、協賛:法政大学大原社会問題研究所)
「経済学部の成立と日本の学知」
大原社会問題研究所は、1919年、大阪で創立されました。1937年に東京に移転したのち、1949年に法政大学と合併して現在に至ります。大阪時代は2か所、東京移転後は法政大学と合併するまで3か所、所在地が変わりました。法政大学大原社会問題研究所は、当初、市ヶ谷キャンパス富士見校地にありましたが、1986年、経済学部・社会学部とともに、多摩キャンパスに移転しました。
■1919年(大正8年)
2月 創立
大阪市南区下寺町 石井記念愛染園内
4月 東京事務所を設置
東京市京橋区山城町 統計協会内
■1920年(大正9年)
5月 研究所建物新築
大阪市天王寺区伶人町24番地
■1921年(大正10年)
7月 東京事務所 移転
東京市本郷区動坂122番地
■1922年(大正11年)
1月 東京事務所移転、動坂の事務所も併設
東京市大久保百人町
※写真の人物…越智道順(玄関前)、後藤貞治(二階)
■1925年(大正14年)
東京事務所 同人社社内に移転
東京市神田区西紅梅町12番地
■1936年(昭和11年)
12月 研究所の東京移転のため大阪天王寺の研究所の土地・建物・図書を大阪府へ売却
その後、1950年~1974年大阪府立図書館天王寺分館、1974年~1996年大阪府立夕陽丘図書館、
現在、大阪府夕陽丘庁舎
■1937年(昭和12年)
2月 研究所の東京移転
東京市淀橋区柏木4丁目896番地(山内多聞画伯の邸宅跡)
■1945年(昭和20年)
5月 空襲で土蔵一棟を残して全焼、高野岩三郎所長宅に仮事務所設置
東京都杉並区新町327
■1946年(昭和21年)
5月 神田駿河台政経ビルの一室に事務所移転
東京都千代田区神田駿河台2-1 政経ビル
■1949年(昭和24年)
7月 法政大学と合併覚書に調印
8月 法政大学内に移転(図書館内、その後、大学新館4階)
■1953年(昭和28年)
1月 53年館(大学院棟)5階に移転
■1967年(昭和42年)
2月 麻布分室を設置
東京都港区南麻布(法政大学麻生校舎)
■1981年(昭和56年)
3月 80年館に移転
■1986年(昭和61年)
3月 法政大学富士見校地から多摩校地へ移転(図書館・研究所棟)
現在に至る
■2013年(平成25年)
4月 環境アーカイブズを統合